本の詳細


 
四六判・ソフトカバー・176P
定価:1400円+税
ISBN 978-4-8109-1321-7



7月下旬発売予定・予約受付中

勝海舟×西郷隆盛
明治維新を成し遂げた男の矜持
〜『氷川清話』『南洲翁遺訓』に共通する「ゆるぎない精神」

濱田 浩一郎 ・著

 
ゆるぎない、とらわれない……
こんな男たちが、現代には必要だ!
ーー明治150年のいまこそ感じたい、偉人の肉声と哲学。

明治維新の立役者である勝海舟と西郷隆盛。
無謀と思われた江戸無血開城実現の背景には、敵対する立場に身をおきながらも互いを認め合う、両者の人格的な結びつきがあった。

本書では、金言至言の宝庫として名高い海舟の談話集『氷川清話』、西郷の語録『南洲翁遺訓』をテーマごとに分類。
比較・対照を試みることで、驚くほど近い傾向をみせる思考や哲学をあぶりだす、気鋭の歴史学者による意欲作!



<目次>

はじめに

◆序章 江戸開城談判
一八六八年三月十三日 ~勝海舟と西郷隆盛、両雄相見える

◆第1章「坦々たる大道のごとく」
・畢竟、自己の修養いかんにあるのだ
・人間は平生踏むところの筋道が大切
・平気で澄まし込むだけの余裕がなくてはいけない
・大人物は、今の世に何人あるか
・方針を定めてどうするのだ
・気運というものは、実に恐るべきものだ

◆第2章「円転豁達の妙境」
・横井の識見
・他の小道は小道として放っておけばよいではないか
・自負心が起った時には、必死になって押えつけた
・大量寛宏でなくては駄目さ
・自ら我が功を立てずと、人に功を立てさする
・勝敗の念を度外に置き、虚心坦懐

◆第3章「一時も休まず進歩すべし」
・批評は人の自由、行蔵は我に存す
・仕事をあせるものに、仕事の出来るものではない
・なんでも大胆に、無用意に
・不足や不平が絶えぬのは、一概にわるくもない
・虚心平気で聞けばみな天籟
・政治は、理屈ばかりで行くものではない
・市中を散歩して、何事となく見覚えておけ

◆第4章「人は捨つべきではない」
・どんな人物があるか、常に知っていなくては困る
・役に立たぬといっても、必ず何か一得はあるものだ
・責任をおわなければ、仕事の出来るものではない
・小僧のように、いつまでも風下に置くのはいけない
・人間は乾児のない方が善いのだ

◆第5章「処世の秘訣は誠の一字」
・知己を千載の下に
・専心一意、ほかの事は考えない
・小理屈は、ちょっと聞けばすぐ解ることだ
・進んで風霜に打たれ、人生の酸味を嘗める勇気を
・誠意正心をもって現在に応ずるだけの事さ

おわりに